ワタシの場合(2020年3月初旬時点)
ワタシの2019冬~2020年の渡バリ
他の記事でも軽く触れましたが、オットがある日の宣告。
「しばらくバリに行く!」
そしてオットは2019年11月から肩書きが「学生」となり単身にて渡バリ、
2020年3月の今もバリ在住なのです。
ワタシは
「オットの様子を見に、ちょっと…(ごにょごにょ)」という口実のもと、
好き勝手に休みを取って何度か通っているのです。
2020年3月に行くことはお正月明けに決め、
いつものようにANAマイルの特典航空券で予約していました。
そろそろホテル予約しよーっと思っていた2月半ばに
どうしても休むわけにはいかない会社の用事が入ってしまった。。。
そんな場合にも融通が利くのがマイレージ特典航空券。
ANAの場合、キャンセルは3,000マイル引かれますが、日付変更なら無料です。
ルートや座席クラス(ビジネスとかエコノミーとか)は変えられないけど、
融通が効くという素晴らしい航空券なんです。
ちなみに正規割引航空券であれば
予約クラスにもよりますがキャンセルには2万円~かかります。
今回に日付変更は、少し後ろにずらして取れる日があったので
なんの問題もなく変更できました。
今回利用するのは、「 裏ワザでちょっと得する特典航空券」です。
ですが、これを知っておくとルート選びが楽しくなりますので紹介しますね。
裏ワザでちょっと得するANA特典航空券
【今回予約した特典航空券】
NH871 羽田22:55発 ー ジャカルタ翌4:50着(ビジネスクラス)
TG432 デンパサール16:10発 ー バンコク19:25着(ビジネスクラス)
NH850 バンコク22:50発 ー 羽田翌6:30着(エコノミークラス)
必要マイル : 50,500マイル
【検索の裏ワザ】
フライトは「複数都市」として、検索条件に1本ずつ入力する。
これを「オープンジョー」で行ってはいけません。
到着地と出発地が異なり、その間の移動は含まない(各自で移動、または別手配)ことを指します。
例①:
往路は東京からロンドンまで。
ロンドンーパリはユーロスター(電車)で移動。
復路はパリから東京まで。
→こういった航空券をオープンジョーと呼びます。
オープンジョーは「往路の目的地」と「復路の出発地」が異なる「往復チケット」となります。
往路または復路が直行便でなくても「往路の目的地」と「復路の出発地」が異なる場合はオープンジョーです。
※往路:東京ーパリ乗り継ぎーロンドン(=往路の目的地はロンドン)
復路:パリ(=復路の出発地はパリ)ー東京 の場合、
「ロンドン・パリのオープンジョー」となります。
これに対して、「周遊」(ANAの検索条件としては「複数都市」)というのがあり、こちらは文字通り複数都市を周遊するもの。
例:
東京からロンドンへ
ロンドンからパリへ(ここも飛行機移動)
パリから東京まで
2つの違いは「間の移動は自分で行う往復」か
「目的地が複数ある周遊か」ということになります。
さて、今回のワタシの手配内容に置き換えてみます。
1日目:羽田ージャカルタ
5日目:デンパサールーバンコク乗り継ぎー羽田
これは往路の目的地はジャカルタ、復路はバリ(デンパサール)発なので、オープンジョーということになります。
これをそのまま検索してみます。
この検索結果で、往路のみビジネスクラス利用を選んで進むと・・・
復路はデンパサール-バンコク-羽田で出てくるのは「復路の2本とも通しでエコノミークラス」または「 復路の2本とも通しでビジネスクラス」の選択肢です。
復路をエコノミーにすると、往路のみビジネスクラスの50,500マイルが必要。
復路をビジネスクラスにすると、往復ビジネスクラスの63,000マイルが必要。
では次に、同じ旅程をあえて「周遊(複数都市)」として調べます。
1日目:羽田ージャカルタ
5日目:デンパサールーバンコク
5日目:バンコクー羽田
5日目にデンパサールーバンコクー羽田の移動ですが、そこを区切って「周遊(複数都市)」というコトにするんです。
そうすると、最終目的地は ジャカルタ または バンコク どちらにもなり得ます。
バンコクを最終目的地とすると、例え同日のトランジットのみ(バンコクには滞在しない)でも羽田-ジャカルタ、デンパサール-バンコクが往路の扱いになります。
よって、デンパサール-バンコクをビジネスクラスにしてもバンコク-羽田をエコノミークラスにすれば「 往路のみビジネスクラスの50,500マイル 」が必要マイル数となります。
これにより、デンパサール-バンコクが「エコノミークラスでもビジネスクラスでも同じ50,500マイル」となることがお判りいただけたでしょうか。
特典航空券でちょっと得をする:まとめ
では最後にもう一度おさらい。
「オープンジョー」の場合は
往路:羽田ージャカルタ をビジネスクラスにした場合、
50,500マイルに収めるためには
復路:デンパサールーバンコク乗り継ぎー羽田
をエコノミークラスにしないといけません。
これを「周遊(複数都市)」で検索した場合、
1日目:羽田ージャカルタをビジネスクラス
5日目:デンパサールーバンコクをビジネスクラス
5日目:バンコクー羽田をエコノミークラス
で手配した場合でも50,500マイルで済むんです。
周遊の検索方法だとバンコクを最終目的地にできて、
1日目:羽田ージャカルタ
5日目:デンパサールーバンコク
までが往路扱い。
5日目:バンコクー羽田
が復路扱い、が可能となります。
この旅程で往路のみビジネスクラスにすると、往路のフライト2本(羽田ージャカルタ、デンパサールーバンコク)がビジネスクラスなるのです。
これが片道ビジネスクラスの裏技で、ワタシは何度か使っている手段です。
バリ行き(デンパサール)だと、今回利用予定のバンコク乗り継ぎ(デンパサール-バンコクはタイ航空)とシンガポール乗り継ぎ(デンパサール-シンガポールはシンガポール航空)にこの裏ワザが使えます。
ワタシは2019年には 片道ビジネスクラスの扱いで、羽田-ジャカルタ(その後別手配でデンパサールへ移動、バリ島滞在。)、デンパサール-シンガポールの2本をビジネスクラスに乗りました。
2時間半ほどのフライトとはいえ、フルフラットになるシートでのんびり機内食をいただきました。
そして今回は初のタイ航空のビジネスクラス体験です。
機材は古いのでシートは期待していないのですが、機内食が楽しみ♪
そしてバンコクのビジネスラウンジも初なので楽しみ。
ラウンジはビジネスクラスに乗る前に利用するので、今回の航空券では通常バンコクではラウンジが使えませんが、ワタシはANAのSFC(スーパーフライヤーズ)会員なのでエコノミークラス利用時でもラウンジが使えます。
※通常はビジネスクラス搭乗前に「ビジネスクラス用のラウンジ」が使えます。
帰りは夜発、翌日は羽田からそのまま出勤なので、バンコクのラウンジでシャワー浴びられたらいいな。
それでは、19回目のバリ島へ行ってきま〜す!
搭乗記をお待ちくださいませ〜。
2012年のハネムーンからバリ島通いが始まり、
もうすぐ20回の渡バリ歴になります。
羽田から直行便のガルーダが飛ばなくなってからは
成田からの直行や乗り継ぎ便など様々なフライトに乗っています。
そんなワタシが次回乗る予定のフライトはANAマイルの特典航空券なのですが、ちょっとした裏技で取った航空券なので皆さんにシェアしたいと思います。