今ではローカルワルン大好き♪なワタシですが、たしかに初めは言葉の問題や慣習が分からずに行きにくかったです。。。
でも、行きやすいお店から始めて、その後はほんの4フレーズだけ覚えればどのローカルワルンへ行っても困らないことを知りました!
ワタシの経験を踏まえて、ローカルワルンに行く方法を伝授します。
Contents
- 現地人向けの食堂:ローカルワルンってどういう所?
- 「行ってみたいけど、ちょっと不安」なら、まずはガイドさんと行く
★おすすめワルン★ ナシアヤム クデワタン イブマンクー(ウブド) - 「初回から自分たちで行ってみたい」なら、指差しオーダーのお店へ
★おすすめワルン★ ワルン クチル(サヌール) - 「もうちょっと挑戦してみたい」なら、4フレーズ覚えよう
ローカルワルンってどういう所?
ワルンというのは食堂のことです。
現地に住んでる人たちが行く、観光客向けではない食堂のことを「ローカルワルン」と呼びます。
基本的にバリ島の人たちは家で料理をしない人が多いです。
女の人も働いていたり、地元のお祭りの準備をしたりと忙しい上、自宅に台所の設備が整っていないこともあるためです。
必然的に外で食べることが多くなるので、人が住んでいるところには現地の人たちが通う食堂、ローカルワルンがたくさんあります。
・入り口に小さな看板があるぐらいでわかりにくい。
・店員のおばちゃん・おじちゃんはインドネシア語やバリ語。
・冷蔵庫の飲み物は自分で取ってくるスタイル。
・テーブルの上にはいろいろスナックが置かれている。
・最後に会計。食べたものや飲んだものを自己申告。
う~ん、まず「メニューがない」となると
ハードルが高そうに思ってしまいますね。
言葉が通じない・・・う~ん、それもまた大変そうです。
会計が何を食べたかの申告制だと、それも厄介そうです。。。
では、どうすればいいのでしょう?
簡単な解決方法があります!
ガイドさん付のチャーターカーで行って、お店に一緒に入ってもらえばいいのです。
もしくは、「指差しオーダー可能なお店」にすればいいのです。
指差しオーダー式なら、注文したその場でお会計になります。
「行ってみたいけど、ちょっと不安」なら、まずはガイドさんと行く
もしあなたが初めてのバリや2回目のバリで、ガイドさんと車を頼んでチャーターカーで観光へ行くようであれば、ガイドさんと一緒に行ってしまうのがもっとも手っ取り早い方法です。
ガイドさんにオーダーまで手伝ってもらい、そこでどういう仕組みかをまずは見てみましょう。
「行きたいワルン」は自分で選定しておいた方がいいでしょうね。
仮に「○○に行きたいんだけどルート的にどうかな?」とガイドさんに聞けば、きっと「こちらの求めるローカル具合」が伝わるので、他のお店を提案してもらう場合にもいいでしょう。
ガイドさんお任せにしてしまうと、「このお客さんがどの程度ローカルなお店に行きたいか」が分からずにガイドさんも無難なお店を選び、「なーんだ、結構観光客ばっかじゃん」のお店に行ってしまう可能性があります。
例えば、ワタシも好きなウブドの「ナシアヤム クデワタン イブマンクー」にはガイドさんと一緒の観光客を見かけますが、ここはローカルにも人気なのでオススメです。
日本人はほぼ見たことないですが、インドネシアの国内旅行者を中心にガイドさんと来ている人たちをよく見かけます。
食堂というよりレストランという立派な店構えです。
メニューはナシチャンプル(ご飯とおかずが1皿に盛り付けられたもの)とご飯・おかずが別盛りのものの2種類。
ナシチャンプルはRp.25,000(約200円)でボリュームも十分。(2019年12月現在)
ちなみにビールも置いてあります。
※観光客が行かないようなローカルワルンにはビールは置いていないです。
ここはローカルにも人気で、お昼時になるとテイクアウトで買いに来た車やバイクで店前が混雑するといわれるほど人気。
席数が多くてガイドさんの待ちスペースがあったりして、チャーターカーで立ち寄るのに向いています。
場所がラフティングに行く途中なのも、ガイドさんと寄る人の多い一因かもしれません。
こういったお店に「まずはガイドさんと行く」
その時にお作法というかオーダーから会計までの流れをつかみ、分からないことがあったらガイドさんに教わってしまうのが手っ取り早いでしょう。
「初回から自分たちで行ってみたい」なら、指差しオーダーのお店へ
オーダーと会計という2つの難しさを打開する方法、それが「指差しオーダー」のお店に行くこと。
指差しオーダースタイルは、一部のワルン、パダン出身の人のお店、市場の屋台(例えばサヌールのシンドゥ市場)にあります。
ただし、指差しオーダースタイルだと「値段がいくらかが分かりにくい」という点もあります。
大抵は頼むものによって値段が異なるためです。
ワタシの経験上、それなりに観光客の姿が見られるキレイめワルンなら、料金はやや高ですがぼったくりはなく、衛生面もそれなりでトライしやすいと思います。
しかも値段が安いです♪
【 おすすめポイント① 】明朗会計
Rice + 3 Veg : 22
Rice + 1 Veg + 1 Meat : 25
Rice + 2 Veg + 1 Meat : 30 ・・・
といったように金額が明示されています。(上記価格は2019年11月)
ちなみに「22」というのは「22k」の意味で、後ろに付く000を省いた表記です。
Rp22,000=約176円と安いです。
【 おすすめポイント② 】冷房完備
【 おすすめポイント③ 】カフェ風で英語可能
【 おすすめポイント④ 】ビールが飲める
※観光客が行かないようなローカルワルンにはビールは置いていないです。
「もうちょっと挑戦してみたい」なら、4フレーズ覚えよう
ワルンで準備していくべき言葉(ジェスチャーでも)はたった4つ。
①「持ち帰りorここで食べる」
②「いくつ」
③「辛くするかどうか」
④+ここで食べる場合は「飲み物」
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① マカン=ここで食べる
ブンクス(「ク」にアクセント)=持ち帰り
これは聞かれる前に言ってよい。
お店に入って店員さんに言う初めの言葉。
店員さんから聞かれるとしたら「マカン?(食べて行くの?)」なので、頷けばOK
もしくは外を指さす、席を指さすなどジェスチャーでOK
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②聞かれるのは「ブラパ?」=いくつ欲しいの?
指ジェスチャーで欲しい数を示せばOK
数ぐらいは言えるよ~となったらインドネシア語で言ってみましょう。
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③ 聞かれるのは「パダス?」もしくは「スパイシー?」
よく分からなかったら頷いておけばよいでしょう。笑
大抵はチリなどを添えてくれるスタイルなので、辛すぎたら避けながら食べれば何とかなる(・・・場合がほとんど)
辛いのが好きでなかったらNO と言ってみる。
やや辛なら「スディキッ」でOK。
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④お店で食べるときに聞かれるフレーズ。
「ミヌム?」と聞かれたら「アクア」もしくは「テ・ボトル」でOK
アクア(=水のペットボトル)、テ・ボトル(=ボトル入り紅茶)はどのお店にもあるから迷わず使える言葉です。
もしくは、基本的には冷蔵庫が席の近くにあると思うので、そこへ物色しに行って自分で席まで持ってくる。
ボトル入りの飲み物は、自分で取ってくるスタイルのお店がほとんどです。
ちなみに、現地の人たちが飲んでいるジョッキに入った氷入りの紅茶は「エス・テ(エス=氷)」または「テ」。これは安いですがワタシたちにはお腹的に心配・・・。
「テ・ボトル」と後ろに「ボトル」を付ければペットボトル入りのことなので、忘れずに「ボトル」を付けましょう。
現地の紅茶は基本的に甘くて、ワタシも初めのころ驚いたけど・・・慣れてみたら辛い食事によく合う!!
フルーツフレーバー入りの「テ・ボトル」が美味しいので、今ではよくよく飲むようになりました。
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そしてラストの関門、支払い。
会計は、食べ終わってレジへ向かえば何も言わなくても計算してくれるはず。
たまに「ミヌム?(何飲んだ?)」と聞かれることがあるので、買った飲み物を手にしておくかテーブルの見える位置に置いておけば説明不要。
このように流れさえわかってしまえば怖いものナシです。
皆さんがローカルご飯を楽しめますように。
食という文化を通じてバリ島に寄り添ったら、もっと旅が楽しくなりますよ。
旅先では現地の人たちが食べているようなお店にも行ってみたいのですが、注文の仕方など難しそうでなかなか行きにくくて・・・
初心者でも行きやすいお店や簡単な受け答えを教えてもらえませんか?