【飛行機/実体験】スプレー缶を入れたスーツケースを預けたら危うく乗り遅れそうになった

ヘアスプレーを入れるのは禁止事項ではない、にもかかわらず。

2019年12月に起こった体験談です。

仕事後に羽田空港へ行き、そのまま深夜の飛行機(ANA)でジャカルタへ。
ジャカルタで入国審査をしてスーツケースを受け取り、国内線カウンターへ移動してガルーダインドネシア航空にチェックイン。

そこでスーツケースを預ける…といういつものルーティン。

全てがいつも通りスムーズで、搭乗まで1時間の余裕もある。

じゃあコーヒーを飲もうと搭乗ゲートから少し離れた場所でのんびりして、搭乗時間の頃にゲート近くへ移動。

ワタシはいつものように、並んだ列が見える位置にいて列が短くなってからゲートへ。

ボーディングパスを渡す直前、ガルーダのスタッフたちの会話に、ワタシの名前(フルネームではなく、下の名前)を聞いた気がした。

ボーディングを渡し、スタッフがバーコードを読み取らせた時に
「イニ(この人)」と別のスタッフにワタシを指す。

んん?何かあったらしい。

そこで英語で説明されたのは、スーツケースの中にスプレー缶が入っているので、セキュリティチェックに引っ掛かったと

今すぐスタッフと一緒に中を確認しに行ってくれとのこと。

なぬっ!そんな事態に!?
とりあえずガルーダのお兄さんと一緒に小走りで事務所へ向かう。

スプレー缶を旅行に持って行くことは通常はしないことなんだけど、今回は人に頼まれてヘアスプレーを2缶入れていた。

事前に調べてヘアスプレーのその量なら預けられることを確認してあったけど・・・

スプレーの預け荷物について
ヘアスプレーや制汗スプレーなどの「化粧品類」、殺菌・消毒用スプレーや冷却スプレーなどの「医薬品類」は、機内持ち込みも預け荷物に入れることのどちらも可能。
機内持ち込みは液体扱いになるため、持ち込み可能な容量は国際線では100ミリリットル以下という制限があります。
一方、預ける際の数量は「1容器あたり0.5kgまたは0.5リットル以下のものを1人あたり2kgまたは2リットルまで」のため、今回ワタシが預け荷物に入れ容量はその範囲内です。

その時点で出発時間の20分前
もしかして乗れないのかも??と嫌な予感がよぎる。

もし「ワタシが違反」したなら飛行機は待っていてくれないよね。
容赦なく飛び立ってしまうだろう。。。それは困る!!!

一緒に事務所へ向かう間にガルーダのお兄さんに聞くと、飛行機には乗れると言う。
とはいえ、あと20分しかないっっっ。

途中、空港内を走るゴルフ場のカートみたいなのに乗って時間短縮。
これに乗る日が来るとは思わなかった。笑

なんとか間に合わせるために小走りし、200mぐらい離れた場所の事務所へ。

セキュリティスタッフが2人いて、見慣れたワタシのスーツケースがある。
スーツケースを開けて該当のブツ(ヘアスプレー2缶)を見せる。

「ふむふむ、たしかにX線の検査で写ったものはこれだな」とセキュリティスタッフが写真照合して、そのままスーツケースに仕舞ってよし、となった。

お?やはり違反はしていないのね。
スプレー缶の中身によっては禁止されているから、確認したかっただけらしい。

これで身の潔白は証明されたので、ガルーダのお兄さんと搭乗ゲートへ戻る。
お兄さんはワタシのスーツケースを引きながら、小走り。
出発時刻まで10分切っているが、どうやら時間には間に合う(…というか、待っていてくれる)ようなので、いくつかお兄さんに質問してみた。

2本預けたのがいけなかったのか?(量が多くて怪しまれた?)
チェックイン時に申し出れば良かったのか?

お兄さんが言うには、違反ではないから(だからそのまま預け荷物として乗せられるんだから)そういうことではない、と。
ニュアンス的には「セキュリティに引っかかったから、一応確認のために見せなきゃいけなくなった」という感じ。

実はガルーダ側の対応としては、ゲート付近でワタシの名を呼んで探していたらしい。
ワタシがそうと知らずにのんびりやって来て「この人だ!いた!急げ」となったと。
アナウンスではなく、口頭で名前を呼ばれても、近くにいないと聞こえないよなぁ。。。

一緒に走ってくれたガルーダのお兄さん、ありがとう。

ゲートに着いた時には出発の5分前で、もちろん搭乗は全員終わってる。
まさにワタシとスーツケースの到着を待ってドアが閉められる…というような状態で無事に出発できました。

この体験から得た教訓

搭乗ゲートの「見える」位置にはいたけれど「聞こえる」位置ではなかったので、近くに待機するようにしよう
あまりギリギリにゲートへ行くとこういうケースに対応できないから、早めに行くようにしよう

後ほど「どうすれば回避できたか」について考えてみましたが、早めにゲートに行くことしか思いつきませんでした。

たとえスーツケースを預ける時に申し出ても、航空会社のカウンターでは「違反していなければ大丈夫」とするでしょう。

チェックインカウンター→セキュリティスタッフへ「入っているのはヘアスプレーと言ってるので、違反してなさそうです」と伝える手段もないでしょうし、それを信じてもセキュリティの意味がないでしょうからね。

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oznon
結婚してからバリ島に年2~3回は行くというBALIフリークになり、渡バリ歴は20回超え。1泊4000円以下の宿から高級ヴィラまで宿泊歴は幅広く、食事もローカル飯からホテルディナーまで。 旅行業25年で身につけた知識とバリ島での実体験を皆さまにお届けします!少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。